
フォアグラを「半分火を通した」という意味のMi-Cuit(ミ・キュイ)。
フランスのレストランで人気のある前菜メニューです。
夏休みの旅行中、嫌になるくらいお目にかかったMi-Cuit・・・
材料費がかなり高いのでお勧めはしませんが(笑)、どうしてもチョコ星人がやってみたかったということで
ついでに紹介させていただきます。 結構簡単に出来て、パーティーでの「うわー!」効果は抜群。
材料費が高いのが残念・・・ こんな風に作るんだよーくらいの参考にしてください。
作り方は、more...↓からどうぞ。
撮影状況が悪かったのでフラッシュを炊いてます。
画像がフラットですみません・・・
フォアグラを冷蔵庫から出して30分~1時間ほど室温におきやわらかくします。
この時目立つ筋(血がついてるところ)を包丁や骨抜きなどで出来るだけ取っておきます。
(チョコ星人がこの作業をやったので、取りきれてないのですが(汗)
塩(フラー・ドゥ・セル=塩の花)と胡椒をかなり多めに塗して下さい。
ぎゅーぎゅーに押しながらラップで包み、直径5cmくらいの筒状にします。
この押しが足りないと、スライスした時に空洞が出来てしまいます。
フォアグラが冷えてて硬いとぼろぼろになってしまうので、冷蔵庫から出してすぐにはしないで下さい。
ラップを2重にして包みます。
ラップで2重に包んだフォアグラを更にジップロックなどの密封出来るビニール袋(厚め)に入れて封をします。
静かに沸騰するくらいに沸かしたお湯にフォアグラを入れて、5分ほど茹でます。
どうしても浮いてくるので、転がしながら押さえて全体がお湯に浸かるようにしてください。
写真では片手でカメラを持ってるのでジップロックが鍋に当たってますが、
溶けちゃうと困るので、もう片方の手で持っていた方が安全です。
5分茹でたところ。 周りに脂が出てきてるのが見えると思います。
レストランではこの部分は出てこないので、ここでラップに穴を開けるなりして脂を切った方がいいと思うのですが、
チョコ星人が「勿体無い!」というのでそのままで(笑) このまま冷蔵庫で冷やします。
食べる時は1cm弱の厚みに切って、スライスしたフランスパンと甘いワインジャム、
もしくは玉ねぎのチャトニーやイチジクのジャムを添えて。
甘みの強いジャムやゼリーを添えた方が美味しいです。
写真はポルト酒のゼリーだったのですが、甘みが足りませんでした。
甘い白ワインに砂糖が入ったゼリー(アガーで固めてあった)の方が相性がよかったです。
個人的には、やっぱりこの黄色い脂部分を取り除いた方がいいと思うのですが・・・
チョコ星人が阻止したのでこのままになってますけど。
更に上品にするには、もう少し真剣に筋(血管?)を抜き取った方が食感もよくなると思います。
そして甘いチャトニーかゼリーは必須。 脂っこさを中和してくれます。
フランスではこの倍くらいの大きさのものが前菜で出てきましたが、
日本人には1スライスくらいがちょうどいいのではないかと(笑)
冷蔵庫で2週間は保存出来るということです。
持ち寄りパーティーにもぴったりですね(予算に糸目をつけなければ・・・)
でも私はこっちの方が好き。
フォアグラのポアレ。 Mi-Cuitを作る前に少し切り取ってもらって、
高温に熱したフライパンで両面をジューっと焼いたもの。
トーストしたフランスパン、生ハム、チーズ・・・ 胃に悪そうなものばかりです(笑)
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