perogies(日本語にしようと思うとプロギかな?)とは、潰したポテトと野菜の
炒めたものが入った皮の厚い餃子みたいなもの。 サワークリームを添えて食べます。
本当は茹でた後、玉ねぎをバターで炒めた中で温め直すみたいです。
(写真はこちらを見て下さい) 私は茹でただけだったので殺風景です^^;
perogiesの発祥地の説は色々あって何処の料理かよくわかりませんが、
ヨーロッパとアジアのいたるところで色んなバージョンが見られるということです。
ということは、日本でも親しまれている餃子もこのひとつということですね。
perogiesのスペルも色々あるけれど、日本では、「piroshke-ピロシキ」と
呼ばれるのが一般的みたいですね。 日本のピロシキは揚げてあることが
多そうですけど、同じく具を皮で包んで調理したものです。
ポーランド人の友達は、クリスマスや家族の集まりにはperogiesを作るのが
習慣になってます。 何百個と作るらしいですよ。 アメリカの七面鳥とか
日本のお寿司みたいな感じでしょうか?(お祝い事があると寿司でしょ?)
ケベックでは、トルティエールです(味のあまりついてないミートパイみたいなもの)
珍しく家にじゃがいも(常備してない野菜No.1)とサワークリームがあったので、
早速作ってみました。 作った後は餃子の様に冷凍保存も出来るので便利です。
サワークリームが手に入らなかったら、無糖ヨーグルトをしっかり
水切りして使って下さい。 試しに餃子のタレで食べてみたけど、
微妙に微妙でした(笑) 具にバターの風味がついてるので、ごま油はちょっとね(笑)
オリジナルのレシピは、Canadian Living's Country Cooking から。
(なんだかもう生産されてないみたいで、凄いプレミアついてるみたいですけど^^;)
日本には売ってないみたいですね(アメリカでも売ってなかったです)
私がカナダに来て初めて買った料理の本でかなり重宝してるんですけどね。
レシピは、more...↓からどうぞ♪
Yes, here is a Japanese girl who makes perogies :-)
These are much better than the frozen ones found in grocery stores.
The original recipe comes from Canadian Living's Country Cooking.
These don't looks exactly same because I skipped the fried onion
at the end (Sorry!). Click more↓ to get the recipe.
フィリング | filling |
バター 大さじ1 玉ねぎのみじん切り 75ml 冷ましたマッシュポテト 250ml 粗めに削ったチェダーチーズ 175ml 塩 小さじ1/2 胡椒 小さじ1/4 | 1Tbs. butter 1/3 cup finely chopped onion 1 cup (250ml) cold mashed potatoes 3/4 cup shredded cheddar cheese 1/2tsp salt 1/4tsp pepper |
皮 | dough |
中力粉 750ml 塩 小さじ1+1/2 卵(Lサイズ) 1個 水 175ml サラダオイル 小さじ4 | 3 cups (750ml) all-purpose flour 1+1/2 tsp salt 1 large egg 3/4 cup (175ml) water 4tsp vegetable oil |
バター 小さじ2 玉ねぎの薄切り 1個分 サワークリーム | 2tsp butter 1 onion, sliced sour cream |
① 先ずは皮を作ります。 中力粉と塩を混ぜる(塩をケチると味がありません)
卵、水、サラダオイルをよく混ぜて粉に加える。 べたっとしてるけど
どうにか一塊になればOKです。
Dough: Whisk flour and salt. Beat an egg, water and oil together
Pour in the flour mixture. Stir until it forms a stcky ball.
② 薄く小麦粉を打ったカウンターで、なめらかなボールになるまで生地を捏ねる。
本には「10回」と書いてありますが、そんな訳ありません。 もっとかかります(笑)
生地を2つに切り分け、ラップに包んで室温で寝かせる(最低20分)
Turn out the dough on lightly floured surface, knead until the dough
becomes smooth (The book says "10 times". But it definitely takes more).
Cut the dough into 2 pieces. Cover with plastic wrap and let rest for
20 minutes.
③ 生地を寝かせている間にフィリングを作ります。 フライパンにバターを入れて
熱し、玉ねぎのみじん切りをやわらかくなるまで(3~5分)炒める。
ボウルに移して、潰して冷ましたじゃがいも、チーズ、塩、胡椒を混ぜる。
じゃがいもが熱いとチーズが全部溶けてなくなってしまうので冷ましてから
加えてください。
In a frying pan, heat butter and cook chopped onion until they become smooth.
Transfer to bowl and mix in cold potatos, cheese, salt and pepper.
④ 2つに分けた生地の1つを取り出し、3等分に切る。 それを更に5等分する。
(最終的に15+15=30個出来る計算で) 1つを丸く指を使って真ん中に
穴が開かないように直径8cmくらいの円形に延ばす。 少し縁を厚めに残しておくと、
具を入れて餃子みたいに閉じる時に伸ばせて便利です(笑)
具を30等分して皮に包み、縁を水で少し濡らして餃子のように閉じる。
作業してない皮と作ったプロギは、濡れ布巾を被せるかラップをするかして
乾燥しないように気をつけて下さい。 8cmの円抜き型があれば、
麺棒で生地を延ばして型で抜いてもいいです(本はこの方法でした)
重ならない様にお皿に並べてしっかりラップをして乾燥を防げば、
冷蔵庫で8時間まで保存することが出来ます。 それ以上置く時は
冷凍して下さい。
Work with one portion of dought at a time and keep the remaining
dough covered. Cut one portion into 3 pieces, then one piece into 5.
(In total, it makes 15+15=30 perogies). Using fingers, make each
piece of dough into a disk of 8cm circle. Place 1/30 of the filling
in the middle. Moisten the edge with water and pinch edges together
to seal. During this process, cover the dough and perogies with
damp cloth or plastic wrap to prevent drying. You can keep the perogies
arranged with spaces between and covered with plastic wrap,
in the fridge for up to 8 hours. If you need to keep them longer,
you should freeze them.
⑤ 塩水を沸騰させて、プロギを茹でる。 くっつかないように時々かき混ぜると
いいと思います。 浮き上がってきたら茹で上がりです。
穴の開いたお玉でザルに取り出して水気を切る。
Boil salted water and cook perogies, stirring gently to prevent the perogies
sticking to each other. They are ready when they float to top.
Transfer to colander to drain using a slotted spoon.
⑥ バター小さじ2をフライパンで熱し、玉ねぎのスライスを飴色になるまで炒める。
茹でたプロギを加え、バターを絡めながら温める。 (私はこの過程はやってません)
熱い内にサワークリームを添えて召し上がれ♪
Heat 2 tsp. of butter in a frying pan and cook sliced onions until they
become golden. Toss perogies to coat and warm through.
Serve hot with sour cream.
★ 冷凍したプロギは、解凍せずそのまま熱湯で茹でてください。
★ Do not thaw frozen perogies before boiling.
餃子みたいなのにサワークリームを付けて頂く・・というのが不思議というか意外です。でも、乳製品の苦手なシルフィー、サワークリームも食してないのでどんなお味なのか知らないんですけどね。苦笑
ピロシキの語源かなぁ・・と思いながら読んでいると、やはり出てきましたね。へぇ・・いろいろ勉強になります。
そして、
>珍しく家にじゃがいも(常備してない野菜No.1)
というのにもちょっと驚き。
カナダではじゃがいもは常備食ではないの?
ドイツとかでしたっけ?いっぱい食べるのは。
シルフィーの玄関にもまだたんまりあるし、日本だと何にでもよく使うから、人参や玉ねぎと共に常備野菜ですよね。
R*さんやチョコ星人さんのお好みではないのかな?
ポーランドでは何百も作る・・家族みんなで作るのでしょうね。
乳製品の苦手な人はやめておいた方がいいと思いますw
でも餃子のたれでは微妙ですよ・・・ ポーランド人に
「中国ではこれに豚肉のミックスを入れて醤油ベースの
たれにつけて食べる」と言ったら、目一杯嫌な顔されました(笑)
大体家族で作るらしいんですが、今は彼氏と二人暮しなので
ひとりで作らなきゃいけなかったらしいです^^;
カナダではじゃがいもは常備野菜ですが、私はあまり
使わないので買わないんです。 安い炭水化物野菜なので
消費量が多いんでしょうね(安くてお腹一杯になるし)
チョコ星人も大好きですよ。 でもじゃがいもにパンに・・・って
炭水化物の取り過ぎじゃないですか? 玉ねぎはよく使います。
にんじんも炭水化物が多いから玉ねぎほどは使わないけど
一応買いますよ。
我々には奇抜に見えても土地の人には普通、
そういう食べ物ってたくさんありますものね。
じゃがいもは主食になりえる栄養素の構成を持っています。
芋類なのに、特にビタミンCが豊富なんですよ。
VCは熱に弱いのですが、ジャガイモやサツマイモでは
細胞の中に包まれる形で存在しているので、
加熱による損失が比較的少ないんです。
日本で主食になり得ないのは偏に保存性の問題、
米のように保存が利かないのが難点というわけです。
なんか、熱く語ってしまいましたね。
逃げろ、さいなら~!≡≡≡ヘ(  ̄_ ̄)ノ
それが水餃子の具だと思えばいいのかな?
イメージできそうでできないのがもどかしい~。(笑)
サワークリームも大好きだし、ぜひとも食べてみたいです♪
ところ変われば・・・でしょうね。 こちらの人に言わせて
みたら、肉の調理に砂糖をやたら使うこととか、お寿司や
おにぎりに使う海苔とか(紙にしか感じられないらしいです)
日本食の方が不可思議らしいですw
じゃがいもの効用はよく知ってるんですが、糖質の量を
考えるとビタミンCは他のもので摂ろうかなとw
主食になるならまだしも、じゃがいも+パンはいけません(笑)
じゃがいもは買ってもすぐに腐らせてしまうし(一応
りんごと一緒に入れておくんですが、芽は出ないけど
しぼんでしまいますw)、ポテトフレークはチョコ星人が
好きじゃないので使えないし・・・という理由で、R*家の
食卓にはあまり登場しないんです。 大体人を呼ぶ時にしか
買いませんねw
逃げないで~!!≡≡≡ヘ(*^_^)ノ (←追い掛けてみたw)
想像するだけじゃ全くわかりませんよねw この皮は
もちもちで美味しいので色んなものに使えそうです。
サワークリームが大丈夫だったら、是非作ってみて
下さいね。 i-kkoさんが作った方が綺麗に出来るような
気がするし(笑)
この料理は材料はシンプルでも、かなり根気の要る作業ですよね?
そもそもR*さんのご職業は根気強い方でないと勤まりませんものね。
脱線しましたが・・・。実際ポーランドのお宅へ行ってご馳走になりたいな。
我が家のジャガはいつも芽が出ていますw
ピロシキも過去に数回食べたきりですが、ポーランドのプロギも一度はたべてみたいです。イタリアのラビオリに近いのかしら~。洋風水餃子?想像するだけで楽しくなります。
ジャガイモは大好きですが、ご飯やパンと一緒に食べるときには確かに・・・罪悪感と恐怖心が・・・。(爆)
ジャガイモが主食の国もあるくらいですし、それほど栄養価の高いものを他の炭水化物と一緒に食べるなんて、栄養過多にもほどがありますよね。(汗)
プルコギ・・・似てる(笑) 餃子作れる人なら作れると
思いますよ。 周りの人を巻き込んで料理するには
最適です(それは売り文句なのか?)
じゃがいもの発芽を抑えるには、紙袋にじゃがいもを
入れてりんごをひとつ入れておくといいですよ。
りんごから空気中に出る何かが発芽抑制の働きをするんです。
発芽は抑えられますがあまりおいておくとしわしわには
なりますけどね(笑)
世界中にある料理法だとしたら、きっと美味しいに
違いない!って感じです。 材料費も安いし(笑)
大体高いものは毎日の食卓には上がらないから、
普及しないでしょうしね。 イタリアのラビオリよりも
水餃子に似てます。 皮が厚めだからかも?
もちっとした美味しい皮ですよ。
じゃがいもを主食にする国・・・ カナダも結構そんな感じです。
私が住んでるところはフランス系なのでパンが主食ですが、
以前オンタリオに住んでた時ディナーに呼ばれたら
ベイクドポテトオンリーだったのにはびっくりしました。
トッピングを自分で選ぶのが売りだったらしいですが(笑)
ペロギーズの記事、拝見しました。
今年の夏に長年暮らしたカナダを離れて、現在日本在住です。
大好きなペロギーズを日本で探してみたのですが、どこにも売っておらず
意を決して手作りしてみる事にしました。
自分流に餃子の皮をアレンジして、「なんちゃってペロギーズ」でしたが、
生地ももちもちで家族にも大好評!
ネットでペロギーズについて検索をしても、R*(ryo)さん以外の人で
こんなにちゃんとペロギーズを手作りされた方はいらっしゃらず、
ただただ「あっぱれ!」です。
当方も、カナダのフードについてのブログを最近始めてみました。
今後も時々サイトにお邪魔させてもらいますね♪
はじめまして。
こんな昔の記事が見つかっちゃったことにびっくりです。
皮も結構簡単に出来るので作ってみてください。
これってこっちでは冷凍で売ってるんですが、実際買って食べている人が周りにいなくて。
ポーリッシュの友達は、「冷凍なんて買えないわ」って言ってたけど(笑)
プレイリー辺りでよく食べられているようなので、
カナダは内陸の方にいらっしゃったのかな?
どちらにしろ大人数が集まる時に美味しい一品です。
こちらの料理ブログの方は事情により最近はあまり更新していないのですが、
たまに思い出したように記事が上がると思います^^:
ブログ頑張って下さい。
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