モントリオールの美味しい生活。
昔ながらのワインとお菓子のお店&典型的なパリのビストロ

食に関係のないパリ観光記事は別ブログで。

パリ観光4日目① Louvre
パリ観光4日目② Palais Royal & Arc de Triomphe Etoile
パリ観光5日目 ヴェルサイユ宮殿
パリ観光6日目 蚤の市&Basilique du Sacré-Cœur


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Legrand Filles et Fils
1 rue de la Banque
75002 Paris
+33 1 42 60 07 12


こちらはチョコ星人のパリでの目的地のひとつ、ワイン屋さん。
ワイン屋さんと言っても、フォアグラや栗ペーストの缶詰などの保存食、お茶やコーヒー豆、
計り売りのお菓子が入ったガラス瓶などが所狭しと並べられたノスタルジックな空間。
チョコ星人がワインチェックしていた間、私はお菓子チェック(笑)
店内の様子は撮影出来なかったので、HPでチェックしてください。
奥にレストランがあるのでそこで遅いお昼を食べようと思っていたのですが、
中に入ってメニューを見てみると、ワインコース&おつまみみたいなセットしかなかったので、
軒つながりのPassage(ショッピングモール)にあったビストロへ。


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Le Bistrot Vivienne

4, Rue des Petits Champs,
75002 Paris
Tel : 01 49 27 00 50


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特にお勧めという訳ではないのですが(笑)、とってもパリのビストロっぽい雰囲気だったので
1記事にまとめてみることに。 


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私達の席はレストランのテラス、Passage(ショッピングモール)の中に置かれた
テーブル席。 天井がガラス張りになっているので明るく、室内でも外気分です。
ヨーロッパの人は(モントリオールもだけど)、少しでも気候がよくなると
すぐにテラス席に座りたがります。 店内はがらがらでテラス席ばっかり
満員というレストランも多いです。 この日は雨も降ったりやんだりだったし
気温も高くなかったのでよかったけど、真夏の暑い日にはちょっと
過ごしにくいんじゃないかなとも思うんですが・・・
クーラーのないレストランが多いから、テラスの方が風があるだけましという
場合もあるとは思いますけど(流石に最近はクーラーありのレストランも
増えているらしいけど・・・ 怪しいものです(笑)


この日のお昼のお勧めのひとつは、ステーク・フリット。
ステーキとフレンチフライのセットです。
フランスでは、SteakがSteack(またはSteck)と書かれています。
(スペルミスにしては頻繁過ぎるんだけど、何故2種類・・・?)
Rumsteackって何処の部位だろう?


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フランスのカフェごはんの付け合せは、80%がフライドポテト。
リゾットのこともあったりするんだけど、マッシュポテトにはお目にかかりませんでした。
ちょっとびっくり。 でも「フレンチフライ」というからには、フランスでの出番が多いのでしょう。
何処のお店に行っても冷凍のフライドポテトは出てこず、
ホームメイドスタイル(?)のフライドポテトなので味は美味しいです。


フランスでは、席に座ってもすぐお水は出てきません。
何も言わないと全く出てこないことも・・・(汗)
オーダーのついでに「キャラフ(ディキャンタ)入りの水」が欲しいというと、
無料の(笑)水道水がもらえます。
でもパリの人はあまり水道水を飲まないようなので、ボトル入りの水(ガス抜き)を
頼まないとちょっと眉毛を上げられたりもしたり(笑)
余程体調が優れない時でなければ、生水も平気なようですけどね。


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あまりおなかは空いてなかったんだけど、隣の人が食べているのを見て
無性に食べたくなってしまった(笑)洋ナシのタルト。
この焼きっ放しのぼろぼろの(笑)タルトって、とってもフランスっぽい気がします。
日本だったら、パイの欠片がお皿に散ってたりすることはないだろうなぁ。
この日のお勧めだったので定番ではないみたいですが美味しかったです。


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ここのカフェクレームはこんな感じ。 ミルクは泡泡。
フランスに3週間いても「カフェクレーム」の定義はわからないままです。
単にカフェオレでもないような雰囲気が・・・ (どなたか説明してください(笑)
フランス(多分ヨーロッパ全体?)では、デザートとコーヒーをオーダーしても
ほとんどの場合同時には持って来てくれません。 
デザートを食べ終わってから、おもむろにコーヒーを持ってくるの。
デザートを食べてる最中にコーヒーが運ばれてきたのはここだけだったよ!
デザートとコーヒーを同時にいただきたい私としては、ちょっとつらいフランス生活・・・
そのせいで食事時間がかなり長引きます。 パリでお仕事をしてる方は、
お昼休みってどのくらいあるんでしょうか? カフェでちゃちゃっと食事をして
(メインとデザートとコーヒー)、1時間以内にオフィスに戻るのは至難の業に思えて
仕方ありません。 


パリのカフェでの食事は結構な値段になります。 (朝食事情でもそう言ったけど)
何処に行っても、お昼でメイン+デザート20ユーロくらい?
モントリオールだったら、前菜+メイン+デザート+コーヒーでその値段じゃないかと思ったり。
お昼時間になると公園でデリのサンドイッチやサラダを食べている人が多いのが
妙に納得出来る値段設定です。 ただヨーロッパは公衆トイレが有料なため、
カフェで食事兼トイレ休憩という意味合いもあるので、観光の際は1日の予定を
しっかり立てて行くといいかと思われます。 公共機関(美術館など)のトイレは
基本的に無料。 カフェのトイレは、カフェのお客だったら無料です。
(トイレだけの使用は絶対に断られます)


以上、パリのカフェ事情でした♪ 

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[ソトゴハン。
イスパハン比較 in Paris
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しつこく続くパリでの高級お菓子探索(笑)
今日はイスパハンにスポットライトを。


イスパハンとは・・・ ダマスクローズの一種でピンクの薔薇の名前。
その薔薇を閉じ込めたようなイスパハンというお菓子は、
ピンク色のローズペタルマカロンに、ローズペタル味のクリーム、
ライチ、ラズベリーを挟んだお菓子です。
トップにのった薔薇の花びらに飴の水滴が・・・
気になる彼女を落とすならコレ!みたいな1品です(頑張れ、青年達よw)


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こちらはLadureeにお茶をしにいった時頼んだイスパハン。 
テーブルがバー近くで暗かったので写真はあまりよくないんですが。
マカロン部分がぐるぐると搾り出して焼いてあるようで厚みのある生地になっています。
ローズの香りは濃過ぎず上品な仕上がりに。 ミニマカロンと違ってクリームが
ちょっと硬めになっていました。 この厚みのビスケット生地部分を支えるのには
少し濃度が必要なのか? その分ボリュームがあります。
小さいながらも1個で満足。


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店内はとにかく暗くて撮影には向かないんですが、この重厚な雰囲気だけでも・・・と思い
1枚だけ。 2階には個室があって予約制のようです。 トイレも2階に。
シャンゼリゼのLadureeに行ったら、是非ラジュレ色のトイレもチェックです。
(流石に写真は撮れなかったけどw) ここにお茶に行くなら予約を取っていくのが懸命。
サンルームの席はほぼ予約で埋まっていたので。


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一緒に頼んだキャラメルティーは・・・ どこがキャラメルなのかわからなかったけど(笑)
チョコ星人の頼んだ6.5ユーロ(?!)のホットチョコレートは、「これはチョコを溶かしたんでは?」と
思うくらいの濃度。 チョコ大好き星人は感動して飲んでました(笑)
勿論一緒に食べたのはチョコレートケーキ。 感想は「美味しかった」とのことです。
(つくづく料理番組には向かないキャラだ)


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そして、Ladureeのイスパハンと対抗するのは、勿論ピエール・エルメ。


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パリのピエール・エルメにはティーサロンがないらしいので(未だに信じられないけど)
お持ち帰りをしてパリのホテルで試食。


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小さいのはメガハウスとピエール・エルメのコラボ食玩、イスパハンです。
私がイスパハンの存在を知ったのはこの食玩がきっかけ。 (何故ここから入る?)
「薔薇の香りにラズベリーにライチ・・・?」と想像もつかない組み合わせの表記に
一度食べてみたかったのです。 お皿が黄緑で申し訳ないです。
(ホテルにあったお皿がこれだけだったので・・・)


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ピエール・エルメのイスパハンは表面がつるんとしたマカロン生地。
クリームもたっぷりやわらかく(ミニマカロンのクリームは硬かった)、
フレッシュラズベリーとライチの酸味と薔薇の甘い香りがしっくり馴染んで
評判通りの美味しさ。 


個人的には、【イスパハンは、ピエール・エルメの勝ち】。
お菓子って結局パーツのバランスだと思うので、ひとつひとつのパーツの
美味しさはどちらも同じくらい質の高いものだけど、Ladureeのマカロンが
厚みがあり過ぎた分クリームとよく馴染まず独立してしまった感じがします。
ピエール・エルメのイスパハンは、全体がひとつのデザートとして成り立ってるという雰囲気。
Flickrのお友達が、「私は小さいマカロンじゃなくて大きいマカロンが好きだから、
LadureeじゃなくてPierre Hermeの方が好き」と言っていた意味がよくわかりました。
見た目も、「ミニチュアで作るなら断然ピエール・エルメ」というくらい綺麗(笑)


ついでにチョコ星人がセレクトしたチョコレートケーキも。
(「またチョコかよ」というのはスルーで)


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上にのってる小さいのは食玩ですので(笑) 
これもチョコ星人に言わせると、「最高に美味しかった」とのことです。
今回は「最高に」がついただけまし?


以上、パリの有名お菓子店イスパハン比較でした♪

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[ソトゴハン。
Mariage Frèresでアフタヌーンティー。
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パリで是非してみたかったのが、アフタヌーンティー。
折角なので私でも知っている有名紅茶店、Mariage Frèresへ行ってきました。
パリ市内に3軒サロン・ド・テがあるのですが、私達が行ったのはここ。
ノートルダム大聖堂から歩いて行けるところをセレクトしてみました。
(ノートルダム大聖堂のレポはこちらで)


30 rue du Bourg-Tibourg, Paris 4e
Phone : +33(0)1 42 72 28 11


勿論紅茶とお菓子1品というオーダーの仕方も出来るので、
気軽にお茶とケーキを楽しみたい時もお勧め。
チョコ星人は紅茶が飲めないので(コーヒーも飲めない・・・)、
ジュースとチョコレートケーキ(勿論ここでもチョコケーキです(笑)


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チョコレートムースみたいなケーキを金箔でコーティング。
金箔つきのケーキを食べたことのないチョコ星人はびっくりしてました(笑)
味は、「美味しかった」とのことです(グルメ番組には出れんな)


私は折角ここまで来たので、本格的なアフタヌーンティーを。
Nostalgie de Pondicheryという一番定番っぽい32ユーロのセット。


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甘くないプレートはこんな感じ。
左上: スモークサーモンのサンドイッチ
左下: フォアグラ(もう要らんってw)、ブラックベリーのせ
右上: かにサラダのサンドイッチ、梨のせ
右下: 海老のサンドイッチ
パンは抹茶パン(Pain de mie)でした。
パンが日本のパンみたいにもちっとふわふわで不思議な感じ(パリなのに)
抹茶味というのも、セッティングも和風です。
(実は3段トレイを期待してたんだけど(笑)


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お菓子はスコーン。 この日のスコーンはレーズンでした。
メニューには、「お菓子ひとつ」って書いてあるんだけど何故か2つも・・・? 
そういうことはしっかりメニューに書いておいて下さい(食べきれない(汗)
ジャムは苺とりんごの2種類。 バターがついてきました。
クロテッドクリームじゃないのね。 スコーンはバターたっぷりで結構美味しかったけど、
かなりの大きさ、そして2個もついてくるので、ティーサンドイッチを食べた後にはきつかったです。
いつも思うんですが、アフタヌーンティーって何故このボリュームで3時からなんでしょう?
これをお昼に出してくれると嬉しいんですけど。 アフタヌーンティーの意味がなくなるけど・・・
この日は夕食がサラダしか食べれなかったです(涙)


紅茶はすっごい種類です。 流石パリのサロン・ド・テ。
どれを選んでいいのかわからなくなるくらいの長いリストで頭痛がしそう(笑)
かなりの量が中国茶と日本茶でした。 でもスコーンを食べるならと
私はSt. Jamesをセレクトしましたけど。


すっごい混んでたので店内の様子は撮影出来ず。 テーブルの上で撮影してるだけで
結構目立ってました。 人形と食玩なんて出している余裕はなかったです(笑) 
アフタヌーンティーをしにくるお客さんは少ないみたいで(高いからね)、
ほとんどのお客さんは紅茶とケーキという頼み方をしてるみたい。 
そしてクーラーがない! パリでは多いんですけどね、そういうところ。
こちらのサロンはサンルームっぽくなっていて明るいのはいいのですが、
夏はクーラーないとちょっときついです。 暑いからと窓を開けているせいで
壁にハエが何匹も! 「レストランとしてどうなんだろう?」と思ったりするのは
日本人だけなんでしょうか? 明らかにぶんぶん飛んでるのに、ウェイターさんも
全く気にしてる風じゃなかったし。 パリってクーラーがないのに窓に網戸が入っていない
ところが多かったです(窓に網戸を入れないのはフランス中かも?)


帰りに入り口近くのショップコーナーでお茶を買って。
ずらーっとかなりの数の紅茶の缶が並んでいます。
こちらはカウンターで注文したら、紙をもらってレジへ行き、
会計を済ませたら袋に入れたお茶がもらえるというシステムみたい。
「みたい」というのは、ここの人の説明がめっちゃわかりにくかったため・・・
私は明らかに外国人なので英語を喋ってはくれるんですが、全く英語に聞こえず(笑)
チョコ星人にフランス語で話してもらったのですが、それでもよくわからず。
(フランス語、チョコ星人の母国語です(笑) クーラーなくて暑いし大変だった。
この店舗だけなんだろうか? 降ったりやんだりの危うい天気だったため、
紙袋をビニールで包んでくれたのは嬉しかったです。


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お店で遊べなかったので、ホテルに戻ってからお茶ミニチュアで遊んでみた(笑)

Posted by R*
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[ソトゴハン。
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